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介護人材不足の解決方法とは?取り組みのポイントをご紹介

高齢者に寄り添う女性

介護人材不足の主な解決方法は、次の3つです。

  • 採用サイトやSNSで施設の魅力を積極的に発信する
  • 未経験者やシニア人材、外国人を活用する
  • 評価制度やキャリアパスを見直す

介護業界では、高齢化の進展による介護需要の増加に対し、働き手の確保が追いつかず、人材不足が深刻化しています。
施設運営においては、職員一人ひとりの業務負担が増加し、離職率の上昇やサービス品質の低下につながるケースも少なくありません。

特に施設長や管理者の方の中には、「採用活動を強化しても応募が集まらない」「職員の定着率が上がらない」「現場が慢性的な人手不足で疲弊している」といった課題を抱えている方も多いのではないでしょうか。

介護人材不足の解決には、単に採用人数を増やすだけではなく、業務効率化や職場環境の改善、多様な人材の活用など、複数の施策を組み合わせて取り組むことが重要です。
また、介護職員が本来注力すべきケア業務に集中できる環境づくりも欠かせません。

この記事では、介護業界で人材不足が発生する背景を解説するとともに、介護施設が実践できる具体的な解決方法や取り組みのポイントをご紹介します。

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介護人材不足が起こる原因

現在の介護業界では、多くの施設が深刻な人手不足に直面しています。
この問題の根底には、社会構造の変化から現場の環境に至るまで、次のような複数の要因が複雑に絡み合っています。

需要と供給のバランスが悪い

少子高齢化が急速に進む日本において、要介護認定者数は増加の一途をたどっています。
一方、生産年齢人口は減少を続けており、介護を必要とする高齢者の増加スピードに、現場を支える働き手の確保が追いついていないのが現状です。

この構造的な需要と供給のミスマッチが、慢性的な人材不足を生む最大の要因となっています。

身体的・精神的負担の大きさに給与・待遇が見合っていない

介護の仕事は、利用者の移乗介助や入浴介助など体力的な負担が大きいだけでなく、夜勤やシフト制による不規則な勤務体制も珍しくありません。
さらに、利用者の命や安全を預かるという精神的なプレッシャーも日常的に伴います。

このような業務の過酷さに対し、他業種と比較した際の賃金水準や処遇が必ずしも十分とは言えず、労働に見合った対価が得られにくいという不満が離職を促す背景にあります。

人間関係や職場環境に課題が生じやすい

限られた人数で緊密に連携を取りながら日々のケアを行う介護の現場では、職員間のコミュニケーションが極めて重要になります。
しかし、忙しさのあまり指導体制が不十分になったり、意見の食い違いが解消されずに放置されたりすると、職場内の人間関係が悪化しやすくなります。

風通しの悪い環境や、心理的安全性がない職場風土は、若手職員を中心に離職要因となりがちです。

介護業界に対するネガティブなイメージが強い

介護業界には、「きつい、汚い、危険」といった、いわゆる「3K」のイメージがいまだに根強く残っており、これが求職者が集まりにくい原因の一つとなっています。

メディアなどで労働環境の過酷さが強調されることも多く、専門性の高さや社会的な貢献度、利用者から直接感謝されるといった介護職本来の魅力ややりがいが、世間に正しく伝わっていない側面が挙げられます。

 

介護人材不足によって施設に生じる課題

スタッフの業務負担の増加

スタッフが不足すると、限られた人数で同じ分量のケア業務をこなさなければならなくなります。
その結果、残業の増加や休憩時間の短縮が常態化し、一人ひとりの身体的・精神的疲労が蓄積します。

この疲弊が、さらなる突発的な退職を招き、残されたスタッフの負担がさらに増していくという悪循環に陥るケースが少なくありません。

サービス品質の低下

業務負担が過大になると、時間的なゆとりがなくなり、丁寧なケアの提供が難しくなります。

利用者一人ひとりの要望に耳を傾ける時間や、細かな変化に気づく心の余裕が失われるため、結果として介護サービスの品質低下を招いてしまいます。

これは利用者の満足度を下げるだけでなく、施設の評判低下にも直結する深刻な課題です。

施設運営リスクの増大

職員の注意力が散漫になることで、転倒や誤薬などの介護事故が発生するリスクが確実に高まります。

また、配置基準を満たせなくなれば、新規の受け入れ制限や減算処分を受けざるを得なくなり、経営状態の悪化を招きます。
最悪の場合、深刻な人手不足が原因で施設の維持が不可能になり、事業停止や閉鎖に追い込まれるリスクが生じます。

 

介護人材不足の解決方法3つ

深刻化する人手不足を打開するためには、従来のやり方に固執せず、多角的なアプローチで組織を改革していくことが求められます。

ここでは、比較的取り組みやすい解決方法を3つご紹介いたします。

採用サイトやSNSで施設の魅力を積極的に発信する

求人票などの文字情報だけでは、職場の実際の雰囲気や働くスタッフの表情は見えにくいもの。
そこで、自社の採用サイトを充実させ、日々のイベント風景や先輩職員のインタビューを写真や動画で伝えることが効果を発揮します。

また、InstagramなどのSNSを活用し、日常の温かいエピソードを定期的に発信することで、親近感を持った潜在的な求職者からの応募へとつなげることが可能になります。

未経験者やシニア人材、外国人を活用する

介護資格や経験を持つ人材だけをターゲットにしていると、人材の取り合いとなり、獲得が困難となります。
そのため、資格を持たない未経験者であっても、入職後に資格取得を支援する制度を整えて受け入れる姿勢が大切です。

さらに、元気なシニア層を食事の配膳や清掃といった周辺業務の担い手として採用したり、特定技能などの外国人材を積極的に受け入れたりすることで、貴重な労働力を確保できます。

評価制度やキャリアパスを見直す

職員の定着率を高めるためには、「頑張りが正当に評価されている」と本人が実感できる仕組みが不可欠です。

何を達成すれば昇給や昇格ができるのかという基準(キャリアパス)を明確に開示し、定期的な面談で個人の目標達成をサポートする体制を整えましょう。

不透明な評価による不満を解消し、将来の成長ステップを見せることで、職員のモチベーション向上と長期定着が期待できるようになります。

介護人材不足の解決方法に関するFAQ

Q1.採用活動を強化しても、そもそも応募が全く集まらない場合はどうすれば良いですか?

A1.給与などの条件面だけでなく、競合施設と比較した際の「独自の強み」が求職者に伝わっていない可能性があります。
たとえば、残業が少ない、有給休暇が取りやすい、子育てと両立しやすいなど、働きやすさに関する具体的な数値をアピールできているか見直してみましょう。

また、ハローワークだけでなく、Web広告や地域のフリーペーパーなど、媒体を多様化することも選択肢となります。

Q2.評価制度を導入する際に気を付けるべき点は何ですか。

A2.評価基準を新しく設ける際は、ブラックボックス化させず、どのような行動や成果が評価に直結するのかを明確に言語化して職員全体に共有することが大切です。

また、一方的な評価の通達に終わらせず、定期的な1対1の面談の機会を設け、本人の目指したいキャリア像と組織の期待をすり合わせる場として機能させることが定着率向上につながるでしょう。

Q3.未経験者やシニア人材を受け入れる際、現場の既存スタッフに負担をかけないコツはありますか?

A3.業務の「切り出し」と「マニュアル化」を徹底することが重要です。

いきなりすべての業務を任せるのではなく、食事の配膳や清掃、シーツ交換といった周辺業務を切り出し、専門知識がなくてもすぐに取り組める定型作業として切り分けましょう。

これにより、既存の有資格者は本来の専門的なケア業務に集中できるようになり、結果として全体の負担軽減につながるはずです。

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まとめ

介護業界における人材不足は、需要の急増と労働環境の課題が重なり合った深刻な問題であり、放置すれば施設の運営自体が危ぶまれる事態を招きかねません。

解決のためには、発信力の強化による採用窓口の拡大、多様な人材の受け入れ体制づくり、そして職員が安心して長く働けるような評価制度の整備に、施設全体で取り組む必要があります。

現場の業務プロセスを根本から見直し、効率化できる部分を積極的に改善していくことが、持続可能な施設運営を実現するための重要な鍵となるでしょう。

たとえば、人手不足で厨房専任スタッフを確保できない施設様におすすめなのが、冷凍調理済み食材です。
湯煎や冷蔵解凍するだけで盛り付けられるため、調理の専門知識のないスタッフに食事の準備を任せることが可能です。

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人手不足対策の一環として、ぜひ実際の味や使い勝手をお確かめください。

 

 

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